プロポリス研究所

アメリカでのプロポリス需要

健康にも美容にも有効なプロポリスは、サプリメント王国であるアメリカでの需要が非常に高く巨大市場となっています。プロポリスは健康維持のための必需品として、アメリカ人の生活の中に深く溶け込んでいます。アメリカでは歴史の古いプロポリスですが、現在もなお多くの人に支持されているのはなぜなのでしょうか?

アメリカにおけるプロポリスとは

日本ではプロポリスは健康食品の一種として認識されていますが、アメリカでは予防医療としては最適な食品であると認識されています。

プロポリスには強力な殺菌・抗菌作用があり、一般的な抗生物質が効かないようなウイルスにも効果があることがすでに研究で明らかになっています。さらに、プロポリスにはビタミンB群やミネラル、多様なフラボノイド、特有成分であるアルテピリンCなど、様々な成分が含まれています。これらの成分の働きによって、免疫力向上、アンチエイジング、生活習慣病予防、皮膚疾患への処置などの効果が期待できます。

プロポリスは、健康維持はもちろん予防薬として利用することで予防医療としての価値があるものです。そして、このプロポリスへの信頼性が、アメリカで積極的に取り入れられている「代替医療」とマッチするのです。

アメリカで需要が高い理由

日本に比べると、アメリカのプロポリス市場規模は圧倒的に大きいです。その理由は、「アメリカ」という環境に起因します。

アメリカは医療費が高額

プロポリスに限らず、アメリカではサプリメントの需要が高めです。その理由は医療費が高額なことにあります。アメリカは日本とは医療保険制度が異なり、アメリカ人の多くは健康保険に加入していないため、病気になると高額な医療費が必要です。低所得者はよほどの重症でなければ病院に行くのも躊躇してしまいます。

そこで、高額の医療費を払えないのであれば、病院に行かなければならないほどの病気にならないようにする必要があります。自分の健康を維持するためにサプリメントを愛用するのです。

その中でもプロポリスは市販の薬より低コストなうえ、様々な効果の期待できるサプリメントとして人気の高いアイテムとなっています。

代替医療への意識が高い

代替医療とは、通常の治療の代わりに行われる医療のことです。病院に行き医者の処方した薬を飲んで治すという西洋医学的な治療方法ではなく、サプリメントや漢方、さらには鍼灸やアロマテラピーなどを用いて治療・予防するという方法です。アメリカでは1990年代頃から代替医療が注目されるようになりました。1997年にはアメリカ人の42.1%の人が代替医療を利用しているという調査結果も出ており、代替医療の意識が急速に広まったことが伺えます。

前述の通りプロポリスは様々な成分が含まれ、生活習慣病などの病気の予防に効果的だと考えられています。そのため、代替医療の手段としてプロポリスの利用が多いのです。

プロポリスを作るセイヨウミツバチが生息

プロポリスを作ることのできるのはセイヨウミツバチという種類のミツバチです。アメリカではこのセイヨウミツバチの生息率が高いため、プロポリスの供給率が高くなるのです。供給量が多ければその分価格も安くなり、より手ごろな値段で購入しやすくなります。品質も世界一のブラジル産に次ぐともいわれています。

アメリカのプロポリス市場

プロポリスの効果効能は多岐にわたるため、アメリカでは用途に合わせてさまざまな形状で販売されています。原液のままはもちろん、スプレー、歯磨き粉、飴、ドリンク、サプリメントなど製品のバリエーションは豊富です。

また、アメリカのプロポリスは品質管理や含有成分が徹底されています。そのため、効果や有効性が明らかになっていない製品が市場に出回ることもほとんどありません。

今後も市場は拡大し続ける

アメリカでプロポリスの需要が高いのは、医療制度の違いや健康意識の違いことが最も大きな理由です。プロポリスは自己免疫力を向上させ病気の治療にも効果が認められている健康食品です。さらに老化の原因となる活性酸素を除去する働きもあります。このように健康維持効果も美容効果も高いことからアメリカのプロポリス市場は今後ますます拡大していくと見込まれます。

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